4月10日朝。
店長の実家のある旧稲川町に行きました。
「ちょうどいいところに来た!今、人形様を作っているところ!」
人形様というのは、「人形道祖神」という集落の境に祭られる神様で、
1m程度の石碑の頭に藁の兜のようなものを被っています。
(鹿島様と呼ぶこともあるようです)
1年に2度、集落の人々の手で、
この人形様が作り直し整えられるのですが、
今日がちょうどその日だったのです。
Sさん宅の作業小屋に大勢の人が集まっています。
慣れた手つきで、藁をそろえていきます。
ふくも神妙な顔をして見ています。
と思ったら、この笑顔。
こら!ちゃんと見てなさい。
数人がかりで藁を編み始めました。
石の上に、被せます。
「床屋とこやトコヤ〜〜」
と言いながら顔の(ちょうど前髪あたりを)切りそろえます。
これで「人形様」の完成です。
最後は作った人たち、ご近所さんで記念撮影。
農作物の豊作や子孫繁栄、集落の安全の神様として、
人々をいつも見守る人形様。
若い人たちにも受け継がれていくことを願います。
2 comments
リブラ says:
4月 11, 2015
2ヶ月足らずの間に、ずいぶん大きくなりましたね。夏にはすっかり大人のサイズかな。人形様に守られてすくすくと生育祈願していますよ。
クミコS says:
4月 13, 2015
リブラさん、我が家の子どもたちの進学や引越等で長い間更新ができず、すみませんでした。
ふくが我が家にやってきた時は3キロ、あれよあれよという間にもう17キロです。
人形様や、可愛がってくださるたくさんの人に見守られて幸せなふくです。ありがとうございます。